東京都知事選挙上杉隆出馬会見全文

鳩山邦夫の元秘書でございます。

今回、東京都知事選に出馬をする上杉隆です。まず、何故東京都知事選にこの私が出馬をするか、そのことについてちょっとお時間を頂いて、お話をさせて頂きたいと思います。

 私はですね、生まれは地方ですが、1歳なる前に東京に家族で引っ越して参りました。父親、そしてまだ弟妹は生まれておらず、長男1人で、家族3人で東京新宿に引っ越してきました。最初はサラリーマンの父親の家庭で、それほど不自由もなく幼稚園に通うほどで、杉並東洋幼稚園というところに通わせてもらって裕福な生活をしていたのですが、幼稚園の年長の時に父が病気になり、その後闘病生活、通院が始まり、小学校2年生、3年生の時に人工透析をせざるを得ないような状況になりました。

 ご存知の通り当時はまだ労災ですとかですね、会社の色んな手当てというものも決まっていない時代。父は休職を余儀なくされ、家庭も非常に厳しい状況におかれました。その時に申し込んでいた都営住宅が当たり、3年生の途中で東京新宿の方の都営アパートに引っ越すことになりました。生活は一変して非常に苦しい時代もありましたが、後立て直し、そして妹弟も含めて家族五人でまた生活を再開するということになったのです。この都営住宅に入っていなかったら。

 そしてごく一時期ですが生活保護も受けました。やはり東京を含めて、そのような行政の対応というのが美濃部都政の時代。助かる家庭は私の家庭以外にも多かったと思います。

 中学を出て、家庭の方針で、すぐに家を出ました。まあ出されたというのが正しいです。16歳で家を出まして、生活費を自ら稼ぎ、学校に通いました。都立高校に通ったのですが、勿論学費はありません。学費、これは都の奨学金を申し込んで、そしてその奨学金で高校へ卒業して、地方の大学に行くことができました。後に奨学金も完済しておりますが、やはりこの東京都。この奨学金も含めて、自分が育ち、そしてお世話になった街。この東京というものが、どんどんどんどん変わっていくというのは、この目で見てきました。

 今回、その父がちょうど亡くなった時に葬式を出し、そして棺を担いてくれたのが、後に就職をした鳩山邦夫事務所です。臨時国会の8月。今日みたいに暑い中、急遽父が倒れ、そして順天堂のICUに入り、そのまま帰らぬ人となった時に、今から18年程前ですが、鳩山邦夫さんが秘書も含めて家族も含めて、全部葬式を出しそして棺まで担いで、父の亡骸を見送ってくれました。

 その鳩山邦夫さんのところで秘書をやって、最後の仕事が東京都知事選に出馬した時の広報報道担当が、私、上杉隆でした。次点ということで、当時初当選をしたのが石原慎太郎さん。3位が舛添要一さん。鳩山邦夫さんは2位。86万票強を取って2位でした。その鳩山さん、環境政策を、非常にラディカルな環境政策を訴えて東京都知事戦で落選になったのですが、今振り返ってみればその政策、例えばビオトープ或いは経済活動は右肩上がりでどうなのか。

 東京都のバブル崩壊の一因にもなっている財政の逼迫、そこに原因があったのじゃないか。

場合によってはゼロ、いや、マイナス成長でもいいんじゃないかということを、これは鳩山さんの経済団体の講演で言って、その団体も解散するということもありました。今考えれば、その発想というのは決して間違いではないのですが、当時は非常にラディカル、環境革命的な所謂ビジョンだったわけですね。

 その鳩山さんが皆さんご存知の通り先月亡くなり、私自身、今先程青山葬儀場で最期のお別れをしてきて、この場に座らせていただいているということであります。今回の都知事選の最初のきっかけは、今話したように、東京に恩返しをしたい。そしてあの時に鳩山さんが夢見た東京というのが、今そのチャンスがあるのじゃないか。漠然と私の心の中にありました。

 その後、この都知事選が実際に始まり、色んな候補者が出ています。17年程この都政を取材してきて、一番最初の取材は石原慎太郎さん。外形標準課税、或いは債券市場、ディーゼル車規制などなどの華やかな政策の舞台裏に迫ったものがありました。「石原慎太郎5人の参謀」という本を著し、この本ですが、皆さんが今座ってるそして入ってくださっている都庁の記者クラブも、情報番組の方や或いは海外メディア、雑誌の皆さんも入れるようにと石原さんにお願いして、今のような形になったということもあります。そのような形で都政に関わり、そして最後はこの本。決して宣伝ではありません。

 国立競技場の問題、2522億円の無駄まで膨らんだ、それを1500億まで下げたんじゃないか、というふうにも言われているこの本の取材をしながら、東京都ってこれだけでは無かったな、と。あの頃都政、1999の東京都っていうのは財政再建団体転落直前。今みたいに税収が7兆も6兆もあると。こんな裕福な時代じゃなかったんです。

 記者の皆さんも全然ご存知じゃないかもしれませんが、とにかく当時のアジェンダはこの真っ赤っかになった東京都の財政をどう立て直すか。そういう形から来たんですね。

 今回、前知事、その前の知事、共にお金の問題でこの東京都政を投げ出すことになりました。とても残念です。東京都の多くの人たちが汗をかいて働いている、そして納めた都税がそのようなことに使われているというのは残念でした。そしてそれを変えてくれる人、そういう方々が手を挙げてくるのですが、私から個人的に見れば、本当に東京のことを考えているのか。果たして本当にこの人は東京都政のことを考え、知って、そして解決方法を朝から晩まで考えて、何か行動に移そうと考えているのか。残念ながら、今名前が挙がっている方に私はそういう人を1人も見つけることができませんでした。

 本来ならば、前回もそうですが、その前もそうですが、東京都知事選は私は黒子。裏方で徹してきました。細川小泉選挙とも言われた前回の都知事選は、鳩山事務所の現職と、現職というのは秘書ですね。現役が舛添さんの方に付く中OB軍団が細川さんの方に付き、闘うという構図にもなってしまいました。

 今回はそんなような目先の党利党略というのはもううんざりじゃないか。都政の停滞はうんざりじゃないか。こういう風に思っているところで、候補者。私自身が見た中では繰り返すように、東京都のことを考えている人がいるのかな。そのような疑問を感じざるを得なかったというのが正直なところです。

 東京都。自民党が強い、公明党が強い、或いは党本部の推薦だ、それから共産党も票が今回取れる、民進党は党勢拡大のため、そして4党野党共闘じゃないとまずい。どうでもいいじゃないですか。そんなことで東京都の人達は日々を生活しているわけではない。私自身も含めて多くの人達はもっと身近な問題、或いは東京が抱えている夢などを抱えながら生きている。

 東京は、自民の東京でもないし、民進の東京でもない。公明の東京でもなければ、共産党の東京でもない。東京は都民のものです。都民の東京。当たり前のことが、何で今この都知事選の時に出来ないのか。そして、そのための政策論争政策論争と言っていますが、正直な話、あの17年前の石原都政の時のあの選挙。私自身は中に入っていましたが、あの時の政策論争のかけらもありません。今回は。都庁記者クラブの方達もテレビ報道の方達も、政策論争というんだったら、本当に政策論争というような形になるようにした方がいいんじゃないか。

非常に生意気ながらそういう風に思っていたわけです。

 いずれにしろそのような形で東京への思いというのは、この17間の取材も含めて誰よりも強いんではないか。また、東京の問題点というのは私なりに、党派を考えず色んな方に失礼ながら批判をしてきました。自民も共産党都議団も公明党も民主党もそうです。今民進ですが。その中で、少しでも東京が良くなれば。こういう形でやってきたジャーナリズム生活。

5月にこれはもう十分にお返ししただろう、そういう風に思ってたまたま辞めていたのが5月です。

 鳩山事務所を辞めた後にニューヨークタイムズに入り、そしてそれを出て後に皆さんの媒体などでお世話になって、ジャーナリスト生活を17年間も続けさせていただきました。十分恩返しできたかなと、今思っています。記者クラブの問題点、或いは官房機密費の問題、そして新しい形としての自由報道協会というのを立ち上げ、多様な言論空間を作ろう、また、NO BORDERという会社を立ち上げ、そしてこれも同じ様にオプエド、反対意見が、異論が許される言論空間を作ろうと17年間やってきましたが、私自身個人ではもう十分だ。今若い人たちも出てきている。そこで、新しい自らの社会貢献というのを考えた場合何か。それが今日ここに座らせていただいている東京都知事選への出馬、そして東京への恩返しではないかという風に思っています。

 私自身が東京都知事選に出たというのは、ちょっと傲慢な言い方をすれば何かの巡り合わせで、この夏が必然なのかな、と。そして、現在48歳です。年男といえば年男ですが、この後60歳の還暦まで12年間ある。ここで何かお返しできるんじゃないか。まずは自分の育った街、東京にお返ししよう。そうだ、あの都営アパートに住まわせてもらったこと。そして、奨学金をもらって高校を出させてもらったこと。今度はジャーナリズムではなくて東京にお返ししよう。こういう風に思ったわけです。

 今回の東京都知事選の出馬の理由は以上です。

 それではちょっと政策、というか私自身が持っているビジョン。この17年間に準備をしてきたものについて、お話をさせていただきたいと思います。まず、「3つのゼロ」ということで分かりやすく公約を作りました。これは一期目、必ずできること。財源の手当ももう準備をして計算をして、都庁の優秀なチームを作って調べました。その皆さんにお願いするような政策もあります。

 その前に、やはり人様にお願いするんだったら自分を、ということで今回「3つのゼロ」の前に更に「0という公約を作りまして、それは必ず実行できるということで、皆さんにお約束をさせていただこうと思います。それは「知事給与のゼロ」

 全額返上。月額1456千円を全額返上します。ボーナス分約4か月その他手当を含めると、年間でいうと約2600万円になります。これは平成28年度4月に条例改正でこの額になったと皆さんご存知だと思いますが、それを一期四年をやれば1億円以上。まずは東京都への恩返しとして、私自身は知事給与を一期全額返上する。すぐさま知事就任と同時に条例を変更してこれを実行に移したいと思います。条例の方もこれは確認を取りましたら可能だということです。そして二期目入る時に一期目この全額返上で、「まあ上杉よくやったな!」と。「まあまあ良くやったんじゃないか」という言葉が、声があったら、二期目は知事の給与を頂戴したい。一期目は何とか我慢して、今の家賃やそれを繋ぎながら、自らの給与を切り崩しながらやっていきたいと思います。これは出来ないことではありません。簡単にやれば出来ることです。知事給与を全額返上。条例をもってこれをやりたいと思います。

 その上で「3つのゼロ」というお話を簡単にさせていただきますと、

 1つは首都直下型地震。これはまあ皆さんご存知の通り、東京は今後30年の間に70%の確率で首都直下型地震が起こります。東京湾北部、ここでマグニチュード7以上のものが起こった場合は、東京都の算出で9,700人。こんな犠牲者が出ます。これを何としてもゼロにするべきだ。まずは一丁目一番地。ここに掲げました。何よりも都民の命が大事。その上で、9,700人の命をゼロにしたい。そういう風に言うと笑うかもしれませんが、行政や政治のリーダーが自分の住民が死ぬことを前提に算出するのは、私はどうしても納得できない。そういう意味で9,700人の犠牲者はゼロにする。

 その為に昨年度舛添前知事がお配りした、「東京災害」、皆さんの、多分東京都在住の方は届いていると思いますが、あの黄色いものですね。それが予算で全660万戸に配られた時に20億円かかっています。ただ、裏返せば20億円で出来るんですね。私は一歩進めて、更に命を守るというのならば、やはり最低限防災グッズは必要ではないか。こういう風に考えまして、水、或いはヘルメットなどなどの一式が入ったもの。東京都の標準のものですね。

それを全660万戸に配布するということで予算を概算したところ、約9,000円で1つ出来る。割引もありますが。そうすると500億円強で都民の命を守るようなものが配れる。

全戸配布です。660万。これをまずやりたい。

 そして、後に言いますが、私の話すことは全てバラマキというものからは離れています。

17年間で都政を取材し、そして時には2009年のIOC総会に石原知事と一緒に行ってしまったように、半ばプレーヤーとして都政に対しては必ず財源の手当てを提示して、今のように皆さんにご提案をさせていただきたい。こういう風に思っています。

 2つ目。お手元にあるここに書いてある通り「都内の養護老人ホーム」待機者がですね、現時点で今、毎月400人強になっています。これを一気に解決する。これにはですね大体110億円ぐらいの財源で足ります。施設はもう既に多いですね。足りないのはマンパワー。介護士も含めて。そのような形で、老人の福祉、とかく光が当たりにくいということで、ここを重点的に補填する。これが110億円で出来る。これでゼロにしたいと思います。

その後特養ですとかね、その他の介護施設、デイホームなども含めて、様々なアクティブな老人が活躍できる舞台。

 寝たきりではなくて、むしろ趣味を通じて、横断的な世代の繋がりで解決できるような提案をさせていただきたいと思っています。

 3つ目。3つ目のゼロは、もう色んな候補者も言っています。「都内保育所、待機児童ゼロ」

ただこれはですね、皆さん言っているだけで、どういう風にやるか。所謂そのような方法論を言った候補者は、私は一人も見ませんでした。私自身が、これは算出したのは約今現在7,814人となっていますが少しちょっと減っていますね、

 今月7000人を超える待機児童。これをゼロにするには、出来るのです。財源とこれは人が必要です。財源は310億円くらいあれば出来ます。方法はどうするか。保育所足りないのじゃないか。この保育所足りないという声に対しては、元保健局長であり今は練馬の区長になっている方で、前川さんの練馬方式を対応しよう、と。認定保育園、認定こども園を、これは幼保一元化ですね、事実上は。

幼稚園の空いている部屋、空いてる場所に保育園を作るというあの練馬方式を持ってすれば、おそらくこれは2年以内に、平成30年度にはゼロになる。実際練馬は、平成29年度にゼロになる。人口は増えているのですが、子供の待機児童は激減しています。

この方式を都が認証を行えば、必ずこのゼロを達成できる。こういう風に思っています。

 この3つのゼロを基調として進めていくのですが、一番都民のいわゆる今回の注目点というのはやはり何と言っても東京オリンピックです。これ時間がありません。やるかどうかということの議論はもう済んでいます。やるわけです。

 やるにあたってはどうすればいいか。当初、石原案では4500億円の財源を用意していました。猪瀬元知事が、あの、海外で言ったように、45億ドルというのはこの基金ですね。もともと1999年に外形標準課税の時に、当時の大塚俊郎主税局長が貯めていた基金が、外形標準の銀行税の敗訴に使う分が少なかったということで今現在残っている。これを石原さんが、まさに「オリンピックをやろうや」ということで4500億というのを提示したんですね。

 ところが、それを継いだ後の人たちが、まあいわばオリンピックを食い物にしました。

どんどん増やして、今や2兆円総額では掛かるんじゃないかと、招致から含めて、こういう風に言われています。その2兆円、とてもじゃないけど都税では払えない。でも、あのコンパクトオリンピック8キロの、あのコンセプトに戻せば、可能なんじゃないか、こういう風に思ったわけです。

 たとえば一例だけ挙げます。今現在、正式競技になったゴルフ。リオは、今やってますが、日本の東京オリンピックはゴルフの競技場を当初案の都の施設である、東京都の港湾局の持ち物の若洲ゴルフリンクスから、埼玉県のプライベートの高級ゴルフクラブの霞ヶ関カンツリー倶楽部に替えました。

何故替わったか分かりません。不透明な決定がなされたという情報もあります。それによって金額が倍増したどころか、多くの都民のレガシーとなるような場所が奪われました。仮に若洲オリンピックで、若洲ゴルフコースでやればどうなるか。

 あの若洲の地域、東京ゲートブリッジがある脇でオリンピックが出来れば、他の競技選手も観に来る。ぱっと東を見渡せば、ディズニーランド・ディズニーリゾートの景色が見える。

 今現在、ほとんどの国で可能となった、仮にナイターオリンピックをやれば、LEDの日本の技術を使って若洲のゴルフ場に照明を立て、そして、東京湾に上がる花火を見ながら世界中でそれを放送する。

「東京、凄いじゃないか」と。

 この暑い夏に埼玉の内地でやったら、体感気温はおそらく40超えるでしょう。選手はアスリートだからいいとしても、観に来るお客さんはとてもじゃないけど普通の人間として耐えられる温度じゃありません、ゴルフの場合は。

そういうことも分からずに、夏のオリンピックをお金だけで埼玉に持って行くと、もっと節約できるんです。

若洲も狭いと言われながら、実際は全然狭くありません。何千ヤードを超えるボックスを使えばあっという間に国際基準になります。

 実際過去にもポカリスエットオープンなどの国際大会も開かれています。ミズノオープンもそうですね。

 そのようなことをやるというのは、実はPGA倉本昌弘会長が2年前に東京都議会に申し入れを行っています。

 そのような形であればアメリカの放映権の問題もある、でも夜中にやればアメリカの昼間の時間、世界中からスーパースターがやって来る。そして終わった後は東京都の公園として子ども達やお年寄りに開放すればいい。こんな便利な物があるのに、わざわざお金を使って、遠いそして高い埼玉でやろうとしている。

 一個一個見直していけば、とてつもない額になる。これを1兆円とは言いませんが、9,000億円くらいは下げられるような算出が今あります。

(ここで時間が過ぎている旨が告げられ、やりとりがある)

 すいません、やめますか?

 ─会見、もう25分も過ぎてまして、この後4時からの会見もあるので

いや、東京にとって大事なことなんで、もう少し言わせてもらっていいですか?

東京にとって大事なんで。勿論ね、都庁記者クラブにとっても大事だと思います。

 ─大事だと思うんですが

ええ、いいですか?

 ─どうぞ

いいですか?じゃあ短くします。そういうような形で、少しでも皆さんの税金を減らしたい。

オリンピックで言えば、2兆円を1兆円弱にできるのです。そして簡単に言いますと、もっと都民の税金を皆さんの、東京都の都民が、皆さんが払った税金を、自分で使えない状況を変えることが出来るのです。東京オリンピックまで、私自身は知事になったら地方法人税などの再配分を凍結したい。これは国へのお願いです。凍結させてくださいという風にお願いしたいと思います。簡単に言うと2007年2008年、当時の増田知事が、増田知事じゃない。失礼。増田総務大臣が、東京都は金が儲かりすぎだ、と。税収多いだろ、地方によこせということで作った法律ですね。

地方法人事業税や、地方法人住民税、これなどが合算すると3千億を超えてました。そして今年度からも同じです。年間3200億円。6兆強7兆弱の都税の内の3200億円が、皆さん地方に行ってるんです、これ。おかしいじゃないですか。都民が一生懸命払った税金が、何で地方に払わなくちゃいけないんですか。国だったらいいですよ。都の政策としてこんなおかしいことはない。3,200億円あれば、4年間東京オリンピックまで凍結してもらえれば、1兆2,800億円財源が生まれるじゃないですか。

 何で東京で払ったお金を地方へ持っていく。そしてオリンピックは国家事業というならば、せめてこの4年間はこれを凍結させてもらい、そしてこの1兆2800億円を東京の喫緊の課題に、先ほど申し上げたもの、これに当てればいいわけです。出来るわけです。前の知事、そしてその前の知事、お二方とも、この問題に果敢に追及、そして臨んできました。お二方とも国に対して廃止を求めたんです。私はそんなハードルの高いことは申し上げません。

凍結。4年間だけ我慢してください。

 国も一緒に我慢してくださいよ。東京都も色んな問題抱えて、少し先にやらせてくださいよ、と。地震だって高齢者だって子供だって、わずか3200億円の内の110億円、3百数十億円、510億円で解決するのですよ。毎年毎年。それだけ止めてください。これをお願いしたいと思います。財源はあるのです。私は知ってます。知ってる上に、その使い方はどうすればいいかというのも分かっています。そして、優秀な都の官僚。16万人居る都の官僚の一類。この方たち本当優秀です。中にはですね私の高校の同級生も居ますが、国家一種国家二種受かっても東京一類になる人は沢山居るんです。何故か?地方じゃなくてやっぱ古里東京で自分は働きたい。とてつもない優秀な人がいます。

 先ほどのオリンピックの話、最後に戻ります。そのオリンピックの無駄遣い、多くのものがオリンピック組織委員会の会長がやはり指導力を不足として無駄なお金を使っています。理事や委員だけで60人近く。そして顧問が178人も居るこのオリンピック組織委員会。一体何やってんですか。都庁の場所を使わずにわざわざ虎ノ門ヒルズという日本一高い所を家賃で借りて。そして東京都の本当にオリンピックを準備している優秀な官僚たちは、この本庁舎の下に居るじゃないですか。一部は第二庁舎。その人たちは朝から晩まで働いて色んなアイデアを出しています。凄い知恵を出してますよ。

 国枝さん。テニスの。国枝さんのYouTubeの2分のあの動画を作ったのは、都の職員じゃないですか。わざわざ電通や有名人に頼まなくても、東京都の力で十分出来る。何でそんなお金を使わなくちゃいけないか。そうやって見直していけば1個1個の問題は自ずと解決してくる。そういうことを統合して、東京は立て直すことができる。

 ただ、時間はありません。オリンピック組織委員会を解体すれば、やはり一ヶ月ぐらいはかかるでしょう。そして本来、この東京オリンピックを招致するために、汗をかいてそして井戸を掘った人たち。その人たちを戻せばいいんです。都の職員もいました。そして、オリンピックをそもそも考えた人もいました。そういう人を戻して、みんなでやればいいんです。

一部の党や、一部の代理店が、自分が持ってきたものでもないオリンピックを、そして一部のメディアが我が物顔でやるという東京はやめましょうよ、もう。みんなの東京じゃないですか。

 今回の、本当は言いたいことあるんですけど、あと項目で言えば、この政策を言えばですね、正直な話、二時間でも三時間でも話せます。私自身、国会の方で色々政治ジャーナリストをやっているような雰囲気で見られてますが、元々都政が専門で、17年間これを専門にやってきました。そのためにですね、都議会議員や或いは都の職員、或いは都庁記者クラブの皆さんに失礼なことも言ってきた時期もあるんですが、今はもうそんな時期じゃないのです。

 私自身はそういう未熟なところは勿論謝りますし、そして間違えたこともあるし、余計な批判をしたこともある。ただ、もうそんなことは都民はどうでもいいんです。舛添さんのこともどうでもいいし、自民党の推薦もどうでもいい、野党の統一候補の推薦もどうでもいい話です。繰り返し言いますが、東京は自民のものでもないし、民進のものでもないし、公明のものでもないし、共産のものでもないし、ましてや山本太郎のものでもない。メディアのものでもないし。東京は都民のものです。東京のものです。この視点だけは、他の候補者が仮に都知事になっても絶対に忘れないでほしい。そして、一人じゃ何も出来ないんで、この優秀な都の官僚を使って、そして多くの都の知能を使って、東京都を変えればまだ間に合います。4年後まで、間に合います。

 私自身は間に合う方法は、方法論は分かっています。これはおそらく唯一の候補だと思います。知ってる候補は居るのですけど、方法論まで分かっている候補は多分東京中を探してもそんな多くはないと思います。その分かってる私は、まず皆さんにお約束するのは、最後に繰り返しますが、知事給与はゼロ。繰り返します。知事給与はゼロです。中途半端に何%手当だけ貰うということはしません。全額返上。

 一ヶ月140万5600円は返上。ボーナス4か月分も含めた手当ても含めると、年間2600万円を返上。しかも1期。1期目返上なんで、約一億円は全額返上します。そして繰り返すように、この1期目今申し上げたようなことをやって、これ1期目の公約です。2期目3期目にはまだあります。本来ならばこれは建設局や港湾局などなど、色んな局の予算の再編成に手をつけたい。ただそれは難しいです。

 そして国への申し入れも色んなこともできます。これは2期目の題材として、この一期目。

一億円の知事給与を返上した上で、上杉よくやったな!と。やれんじゃん。出来んじゃん。

こういうことが分かったら、二期目からは給与をいただきたい。

以上です。

<質疑>

じゃあ、見たことある方。はい、一人しか挙がってませんが。どうぞ。

─笑いが聞こえましたけど真面目に来ましたので。僕さっき鳥越さんの会見に出てですね、テレビも入っている中で一つ提案したのですけど、鳥越さんも立派な方だし、僕前から色々付き合いがあって、思いを形にする方。声を挙げられたので、是非応援したいという思いがあるんです。一方で宇都宮さんっていう立派な候補も居て既に政策も出されてると。今日、上杉さんのこういう、ちょっと僕も驚きました。1期目ゼロっていうのはね。すごいなと思ったのですけど、それ以外のことも今日皆さん聞かれて物凄い詳しいなというのを実感されたと思うのですけど、折角そういういい政策を出されているので、これどこまで報道していただけるのか分かりませんけど、ただマスコミに任せるだけじゃなくて、例えば宇都宮さんとか鳥越さんとかね立派な候補が出られるのだから、本当みんなの前で政策の議論をしてもらいたいなと僕は思うのですよ。

それが都知事選挙を都民のものにするということなので、そういうことを今日さっきも提案させていただいたのですけど、もしそういう話が来た時は受けられますでしょうか?

はい。ありがとうございます。

勿論、都政そして東京をよくするためだったら何でも協力します。

ただ難しいのは選挙戦が始まってしまうと、候補者同士の話し合いの中では選挙妨害となる可能性もあるので、出来るだけそれは早めに。もう日にちも無いですから。

─出来ればもう明日とかね。

ええ、私はもう喜んで、オープンの席で。いくらでも知恵は持っています。そして都政については、東京については、老人の問題、高齢者の問題、或いは子供の問題、それからですね勿論喫緊の課題もそうですが財源も含めて、どこに在り処があるかっていうのも分かっています。本当にそういう意味では政策論争をすることによって、本当に東京のことを考えてくれる人が知事になるんだったら、喜んでそれを受けます。

─それを聞いてとても嬉しく思いますので、ぜひ政策論を、マスコミの皆さんにも是非政策論を伝えていただきたいなと思います。

─二つお聞きしたいです。一つ目は、都知事選をどう戦うのか。

上杉さんはネットの番組等を多くやられて来たのでネット中心での選挙活動になるのかなの思うのでその辺の事と、

もう一つは、LGBTの渋谷方式の導入っていうのがあるのですけども、これって渋谷区で導入された際に、婚姻届は無料なのに何で同性パートナーシップ制度の証明書を発行してもらうのに数万円もかかるのかって仰る方もいらしたので、その点に関して教えていただけたらな、ご意見伺えたらなと思います。

はい。ありがとうございます。

まず一つ目ですが、都知事選を戦うということなんですが、私自身も1999年の都知事選、それから前回の都知事選を戦ってきました。

率直に申し上げて、一回の都知事選、どの政党もどの組織も1億円超えます。費用は。

そして勿論全体では50億かかりますね。

その1億円かかるから、私がじゃあ出れないかというと、これは今立候補しているということで、どういうことかというと、お金もありません。正直なところ。

知事給与も返還するので金も当然ありません。

基本的には選挙用の宣伝車も作っていません。2千万円くらいします。あの選挙用の宣伝カーを1台作るのに。

公費負担となりますけど、ただ落選した場合、供託金没収の時は返ってきません。

そういうような秘書の経験からしても、とても、この選挙に出ることでメリットはありません。

ただ、最初に申し上げたように東京に恩返しできるチャンスだ。と。

他の候補者の方、残念ながら私自身が響く人居なかったということで出させていただきました。

宣伝車を使わないどころか、ポスターまでは刷りましたが、ポスターもパンフレットもこれが限界です。

これ以上お金ありません。他の候補者のように立派に、政策は沢山あるのですけど政策を刷る印刷代が無いというですね、こういうことです。

 ポスターも、組織があるわけではありません。党のように。

明後日告示迎えたら今募集を始めますが、ポスターは手貼りです。

候補者自らも含めて、ボランティアの方に貼っていただきます。貼っていただきたい、とお願いする。

最終日の17日目頃までに全部貼り終わればいいなーと、こういう風に思ってます。都内1万4千カ所以上。

そういう戦いをする。

勿論宣伝車も作らないので街頭演説もおそらく出来ないでしょう。

出来ないのですけど、やはりネット。この部分は解禁されてるので、そこで新しいスタイルの選挙をやりたい。

そしてネットだけに頼ってても仕方ないので、何とか色んな方法を使って、メディアの皆さんにももし可能だったらご協力いただいて、

政策論争をさせてやるよ、上杉、面白いじゃねえか、何かあいつとんでもない奴だけど東京都のことを思ってることだけはきちんと言うから、テレビの公開討論でもやらせようか、と

こういうように思ってくださる方が居たら、もう喜んで駆けつけます。

 そういう意味で選挙戦というのは本当にお金が無いことを隠さないで、そのままですが、お金が無い選挙を新しいスタイルでやってみたいと、思っています。

あと1つ個人的に言うとですね、街宣でマイク持って喋るの嫌いなんですね。

秘書時代からすごく嫌いで、何でかというと、うるさいじゃないですか。うるさいんですよ。

結構東京いい街で、静かなところもあるのです。

でも、選挙の街宣で喋ってるのを見てる人からすると、自民共産無いですよ。みんなやってますから。選挙フェスも。

あれで大体95dBから110dBぐらいあるんです。

赤ちゃんの泣き声って75~85dBぐらいです。

子供を大切にしたい。出生率1.15ですよ、今。東京都は最新の数字で。

私の育った新宿区は1を切って0.83だったかな。

そんな日本中から若い人口を集めて、若者が集まってる街で子供は1.15。これやっぱ異常ですよ。

子供が住みやすくないのですよ。

そしてその住みやすくないって言う大人たちが選挙の時にがなり立てる。

どうしても納得できないので、今回はマイクも持ちません。

やはり子供の声より大きい声で大人たちが選挙やるっておかしいですよ、これは。

そういうような一部ポリシーがあるので、お金も無いということもありますが、そういう理由でやめます。

2つ目の質問。

LGBTに関しては、実は私2012年にNO BORDERというメディアカンパニーを立ち上げました。

その時の社の方針の3つの内の1つが、LGBTの方を25%以上雇う。こういうのを謳っています。今から4年前ですが。

ちょっと時代が早かったですが、今現在、こういうことは世田谷あるいは渋谷で可能になっています。

ただ自治体としては特別区レベルなので、知事になったらまずやりたいのは、認証のパートナーシップ制度。東京都が認証を行おう、と。

細かいところは今ご質問された方が仰ったように、細かい部分に関しては都の役人が決めればいいのです。

そして、東京都はですね、知事の他に副知事4人、特別秘書2人、参与が7人置けます。その他に専門員というのを何十人も置けるのですね。ご存知のように。

私的諮問会議も含めてそこで作らせた上でLGBTの問題を徹底的に調査し、その第三者委員会を立ち上げた上で、どういうものがいいのか、法令に矛盾、条例に矛盾は無いのか、ということをやってLGBTの問題に行きたいと。

まさに渋谷が1ついい例なので、渋谷区長が今回断行したあの方式を、

女性でも結婚できる、女性でも東京ディズニーランドで結婚式を挙げられる、これが当たり前の国になるように多様性のある都市、という意味ではLGBTというのは認証制度として東京都で導入したい。

 ついでに申し上げますが、お手元に追加で配ったものを説明させてください。

手元に私無いのですが、「差別ゼロ」と打ってあります?なんか、無いですか?紙が。

「差別ゼロ」と打って追加政策を出しました。これ今のご質問に触れる部分ですけど、先ほど言った練馬方式の認証こども園。幼保一元化は厚生労働省と文科省のセクショナリズムの結果、出来ないわけです。

これを国が問題にしたのは20年前ですよ。何で20年間国何にもやらないのか。

でも国に文句ばっかり言ってもしょうがないから都でやろうと思っていた矢先に、練馬の区長が断行したわけです。

幼稚園の中に保育園を作る。幼稚園は空いてますから。

そこに保育園を作って、一挙にマンパワーを導入して解決に導いた。

もう今年ですかね、来年にこれはゼロになります。これをやる。

そうするとお金のある家庭とかお金の無い家庭で差別が生まれないわけです。

これ当たり前です、本当は。行政がやるのは。

そういう意味で認証こども園。

そしてパートナーシップ。これはもう当然ですね。多様性のある社会こそまさに住みやすい社会。

東京はそういう風にすべきだ、という点で2個目。

 3つ目。認証みんぱく。ちょっと勝手に考えた言葉です。

今から東京オリンピックが控えてるんです。

外国人の方が来やすい住みやすい、東京に来たいなーという街を作るのに民泊の問題で今揉めてますが、東京都が認証を与えればいいんです。国より先に。率先してやる。

東京都がオリンピックやるのですから。

都知事として民泊を与える。

AIRBNB。これを東京都の認証の下に与える。

やっぱり外国の方も含めて多様な人種が居る社会こそ健全です。

他の候補の方が韓国人の学校の問題とか言ってますが、やはり多様なオリンピックをやるという都市が、あまりそういうような排他的なことをすべきではないと私は思います。

少なくともこの認証の3つ。最初のこの「3つのゼロ」プラス4、プラス「0」

これとこれをやるのはこれ1期目で出来ます。

財源は1兆2800億円あるわけです。凍結すれば。これを必ずやる。

やるのに当たってもし出来たら2期目。

他にもありますからね、沢山。

とにかくこれを最初にやるというのが一丁目一番地。

全部1期目に出来るんですこれ。財源の手当も。

サイバーセキュリティ構想もこれも出来ます。

ロンドンオリンピックで2億件あったようなテロ攻撃、サイバー攻撃ですよ。

オリンピックは来るのですそういうのが。そういうものが来るという中でどういう風に都は対応しているのか

してないわけです。

世界で一番サイバー攻撃を受けてるのがペンタゴン。二番目ががマイクロソフト。

私はマイクロソフトと今回のキャンペーンで話をしました。

そしてそれが東京都で導入することが可能ということまで確認をしました。出来ます、これは。

ついでに言うと5番目、横田基地の問題。

これも石原慎太郎さん99年に横田基地返還といって東京都に出たのですが、実際は2003年の黄金期からは横田軍民共用化ということで変えました。

これも多摩地区、横田の問題色々あります。だけど、来年からオスプレイ来ます。

そして軍民共用化という現実的な方法は何かというと、勿論騒音の問題とか危険性の問題の方もいます。地域の方。

だけどこれは多摩地域の起爆剤になる可能性もあるわけです。

今着工しているあの八の字のモノレール。これを10年前倒しすれば着工どころか着地します。

更に西武拝島線の延伸、圏央道の完成、そして横田の右側には東側にはですね、調整池を元々都は持っています。

ここに現在、日産と真如苑さんが持ってますけど土地。これを有効に使って、一気に都市を持って来れば、横田が空港として開けば、

今羽田の発着枠の問題で国際線がぎゅうぎゅうのところを、一部国内線を横田に持ってくる、そして羽田の発着枠に国際線を当てる。

更に多摩地域の人はこれでわざわざ重いスーツケースを持って暑い中、羽田に行かなくてもいいわけです。

一気に活性化する。

試算しました。経済効果、年間で1610億円です。これ東京都の試算です。

これだけでやれば1610億円の経済効果あるんです。

残念ながら、横田空港の基地の周りでは全部の行政体が賛成しているわけではありません。

福生市と武蔵村山市は、市長も含めてこれは合意をしてます。

ただ昭島市、口論やっている昭島市と瑞穂市は市長も含めて反対をしている。

ただそこはやはり議論をしよう。話し合おうということをやっていけばいいわけですね。

いずれにしろ、今認証からずれましたが、多様な考えを持った多様な東京というのを繰り返し言って申し訳ないですが、党派性を帯びた戦いはもうやめましょう。

LGBTも含めて全てそういう党派にやって東京都は都政を行ってきたわけじゃないじゃないですか。

優秀な官僚と優秀なチーム。都議会もそうです。

自民も共産も公明も民進もありません。都議会に。輝きも含めて。

都民がやればいいんです。

以上です。






東京都知事選挙出馬会見<ノーカット版>