きょう発売の「論座」(朝日新聞)でコメントしてみました。
記事は「ネット時代の書き手たち」(特集「ブログの実力」)、書き手はルポライターの横田由美子さんです→「ペコちゃん白書」(本人ブログ/リンクあり)。
 
以下、一部抜粋します。
……フリーランスの第一線の書き手もブログを持ち始めている。「東京脱力新聞」を主宰するジャーナリストの上杉隆にとって、ブログ開設の一番の目的は自分を守ることだった。
 上杉がブログを始めたのは、衆議院議員平沢勝栄との、週刊誌記事に関する名誉毀損訴訟がきっかけだ(一審勝訴、二審敗訴。現在、最高裁に上告中)。
 訴訟が始まった当初、ヤフーやグーグルで「上杉隆」を検索すると、トップにヒットしてくるのは、「上杉隆の正体」といった平沢のHPに掲載されている批判文だった。
「インターネットでは、自己防衛をしなければ、一方的な情報だけが流されることにもなりかねない」
 と、上杉は言う。
 とはいえ、ネットは会社に所属しないフリーランスの記者にとって利点も多い。アーカイブ機能を使えば、過去の仕事を整理できるし、アフィリエイト機能(ユーザーが自サイトを経由して企業サイトの商品を購入したさいの報酬システム)を使えば、自分の著書をより良い比率で売れる。
 だが、使い勝手のよいものだからこそ、上杉は、ブログを書く上で次のような原則を立てている。(1)取材源に絡むことは書かない。会った日や人が特定されないように配慮する。(2)現在進行形の取材については、当初目的とした媒体に出した後で載せる。取材対象に迷惑がかかることは極力避けたいからだ……(以下略)。
 
補足すれば、取材費や原稿料をもらっている以上、その媒体への掲載(出演)が最優先する、といったところでしょうか。
ところで、もうひとつ重大な原則が抜けてますよ、横田さん♪
(3)脱力すること。一貫して脱力すること。
 
そうです、ただでさえ日々の取材や記事で、平沢さんのような政治家や、横田さんはじめマスコミの方々、さらには家族の一部からでさえ、イジメられ続けているのですから(涙)、せめてブログくらいは自由に遊ばせてください、という切なる願いがこの原則に込められているのです。
かわいそうです。
もうイジメるのはやめてください→とくに上杉家のみなさん。
 
そういえば、「東京脱力新聞」というタイトルの由来について、以前質問があったのを思い出しました。
当然ながら深い意味はありませんが、一応きっかけはあります。
ホリエモン騒動の前後に、ライブドアが「東京経済新聞」というネット新聞を立ち上げ、すかさず頓挫した、それをおちょくり、軽くパクったものがこのタイトルです。
まぁ、どうでもいいことですけど……。
かなり前、メールで真剣に問い合わせてくださった方、すみません、こんな理由で……。