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【政治ジャーナリストのSNS投稿について】

 今月(4月)になって、政治ジャーナリストのB(以下B)が、SNSで中傷している人物は「上杉隆のことではないのか?」という問い合わせが複数ありました。


 共通の知己である弁護士を通じて確認し、結論から申し上げると「名前書いてないから違う」(B)とのことです(B本人からは何一つ連絡はなし)。


 私自身はブロックされているのか、鍵をかけられているのか、直接Bの投稿を確認することはできません。そこで、BのSNSへの書き込みを確認できる第三者に依頼し、投稿内容を確認してみると、「写真と本文は無関係」などとしながらも、確かに私の映った写真に、私の顔を塗りつぶして、事実無根の投稿を繰り返していました。


 Bの悪趣味で、他人のプライベートな事柄を書くのは自由ですし、取材も確認もしないで誹謗や中傷を行うのは、性格上、仕方ないことなのかもしれません。ただし、それが事実であれば、の話であり、まったくの妄想を、さも事実であるかのごとく書くのは、なにか意図があるのではないかと推察せざるを得ません。


 動機や理由は一切謎のままですが、当初、わたしはBの面倒なふるまいを放置することにしていました。なぜなら、Bの記述が、あまりに事実とかけ離れて、写真に写っている女性が誰か、また書かれている女性が誰のことか、皆目見当のつかないものが含まれていたからです(実際、共通の知人から◯◯さんではないのか?と指摘されてようやくわかった投稿もありました)。つまり、Bの記述は、私上杉のことばかりを指しているのではない、と思っていたのです。


 ところが、Bの悪意に満ちた投稿が、無関係の人々の人権を侵害したり、名誉を棄損したり、傷つけるようになると、それは別問題となります。連絡も許可もなく、どこからか入手した当事者たちの女性の顔を塗りつぶした写真をSNSにアップし始め、それを知って「自分のことだ」「自分の写真だ」と気づいた女性たちの気持ちはいかばかりか?写真を無断で使われ、事実無根のことを書かれた何人かの女性から、上杉の方に問い合わせが入ってきました。


 繰り返すように、私自身は、あまりにも現実とかけ離れているので、笑って済ませておくつもりだったのですが、事情を知らない人がみたら本当のことだと思うかもしれません。実際、偽情報をまき散らすことで有名な国会議員も、いつものように根拠のないこの「ネット犯罪」に加担し、さらに風評被害が広がっています。


 さて、Bが、あたかも上杉のプライベートなことをすべて知っているかのごとく吹聴していることも、知らない人々を洗脳することに十分な理由となるのかもしれません。そこで、私は、顔を塗りつぶした写真と照合して、ひとりひとり当事者の女性たちに連絡をとって、確認することにしました(何年ぶりという女性もいたため、すべて回答を得るのに若干時間がかかりました)。


 結果は、驚いたことに、Bは女性たちの誰ひとり連絡を取っていないばかりか、共通の知人経由で「上杉をつぶしてやる。協力しろ」と脅迫まがいのことまで述べていたというのです。また、それよりも前に「鬼畜ジャーナリスト上杉隆」というタイトルの「怪文書」が出回っていたのですが、これもBが雑誌関係者に送って、記事化させようとしていたという証言を複数得ています(複数のメディア関係者に確認)。


 上杉からは、現時点で特定できた女性全員に、BのSNS投稿の件を伝えることができました。その反応は、下記です(正確にはもっと詳細に語っているのですが、女性たちはBからの報復を恐れているため、あえて省略して記します。また、本件における彼女たちの証言の際には、第三者の立ち合いか、メモか録音を証拠として残すようにしました。もちろん彼女たちの了解の上です)。


「怖い、怖い。本当に怖い。なぜ、勝手に私の写真が使われているの?なんなの、この人」

「気持ち悪い。Bさんって、確か上杉さんの知り合いじゃないですか?本当に気持ち悪い」

「ブロックしました。迷惑です。一切かかわりたくありません」

「弁護士を通じてBに抗議文(警告書)を送りました。書かれているような事実は一切ありません」

「警察に相談します」

「Bさん?知りません。会ったこともありません」


 ほとんどの女性たちはBを恐れています。仮に、私が「鬼畜」ならば、なぜ彼女たちはその「鬼畜」に対して、連絡を取り、証言を委ねるのか?彼女たちが恐れているのは、私上杉ではなく、Bに対してだからではないのでしょうか?


 Bの「婚姻の事実を隠して結婚を迫った」「高校生の子供がいる」「妊娠させて対応を拒否している」などという記述についても、自分のことであり事実無根であるとわかっているのですが、あえてフェアに彼女たちに確認を取りました。当然ながら、全否定でした。念のため、彼女たちの「証言」とともに、私・上杉隆の戸籍等、すべての関係書類は弁護士に提出済みです。なお繰り返すようにBからは、上杉にも彼女たちにも一切の連絡はありません。


 もとより、Bは感情的な性格の持ち主でした。なにひとつ前触れのないまま突然スタッフを怒鳴りつけたり、女子アナウンサーへのセクハラを働いたり、共演者からも「Bと一緒に出演するのは遠慮したい」と相談されたことは一度や二度ではありません。


 実際に、既婚者であるBから直接の性被害を受けたという者も少なくなかったようです。今回の件でも「Bこそが鬼畜です」として、過去の被害状況を語ってくれたメディアで働く女性が複数現れました。ただ、私はBと違って、他人様のプライベートの行状をとやかくいう趣味はありませんし、親告罪だった性犯罪被害については、自ら警察などに届けるべきだということで、被害者たちにはそうお勧めしています。


 先月、Bは突然『ニューズ・オプエド』のレギュラーを辞めたようですが、その理由はいまだ謎で、誰ひとり知りません。もとより妄想と思い込みの強いBですが、私は、そんな政治ジャーナリストがいても面白い、とお付き合いをしてきました。今回も「また気まぐれかなにかなのだろう」と放置することにしていたのもそのためです(この程度の誹謗中傷には自分自身マヒしているといった方がいいかもしれません)。


 しかし、私とは何の関係もない女性たちが、名誉を棄損され、人権侵害の被害に遭っている現状をみて、ここに明らかにすることにしました。本件については、すでに代理人弁護士を通じてBに対して厳重注意を行っており、警察にも相談しております(ゆえに詳細についてはここで語ることができません。ご理解ください)。


 いまや得度して「五戒」を忠実に守って生きている私が、嘘をついてまで自己を正当化し、他人の評価を気にして行動することはありません。また、ジャーナリストの一線から退いたいま、情報収集のため、かつてのように「卑怯者たち」と関わることも不要となりました。


 所詮ひとりの人生など澱みに浮かぶ泡沫と同じでしょう。まもなく平成も終わります。新しい時代もまた、より良く、豊かに、充実して生きていきたいものです。


 賢明なみなさまには、今回のようなSNSやネットに広がる根拠不明の虚報に惑わされないよう、ご注意くださるようお願い申し上げます。


平成31年4月29日

                               上杉隆(隆犀)


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