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【初公表】ボイス・オブ・フクシマ(福島の声)、幻の「初代代表」。

  • 2019年9月24日
  • 読了時間: 5分

『ニューズ・オプエド』での「ボイス・オブ・フクシマ」の生中継が終わった。2014年から隔週で続けてきたNOBORDERでのコラボ(挑戦)はいったん終了することになる。


約6年前、福島の声を生の届けるために誕生した「ボイス・オブ・フクシマ」は、福島県民にとってのみならず、日本の、いや世界にとっての重要な記録となるだろう。


『オプエド』での放送中、ニューヨークの国連総会に向かう機内で、私は思わずみつやさんのTwitterを引用する形で記した。その文言を引きながら、これまで明らかにしてこなかった創設期の戦いと苦労を書き残しておこうと思う。


※(引用ツイート📷みつや@mitsuya_niwa 久保田彩乃さんは郡山市の開成山公園から。行健除染ネットワークの鈴木さんと線量測定をしてみました。今でも基準値以上の線量がある場所があります。本日で中継は一区切りということです。残念です)


久保田彩乃さん、お疲れさまでした。大学院での研究、がんばってください。また行健除染ネットワークの鈴木さんも何度もご出演いただきありがとうございました。開成山の線量なかなか下がらないですね。代表の佐藤正彦さんにも感謝です。帰国したら久しぶりに福島で会いましょう。


オプエドでの放送は一旦終わりますが、ボイスオブフクシマの活動はこれからも続きます。引き続きよろしくお願いします。


佐藤さん、2011年、福島県内のコミニュティFMを回る際に約束した「おそらく10年後に理解され、20年後に役立ち、30年後に必要とされる活動になります」という言葉通りになりそうですね。折れずに約束を守ってくださってありがとうございます。


久保田さん、佐藤さんには感謝のことばしかありません。


これまで、設立時の苦労と圧力は誰にも明かしませんでしたが、私が「VOF」と無関係になったということで、当時の真相を明らかにしていこうと思います。


お二人とも知らないこと、あるいは佐藤正彦さんだけは知っていることもあるかもしれません。これも「福島の声」のひとつだと思って、ご海容ください。


きっと、いつものように、全メディアは上杉隆を無視することでしょう。しかし、それでいいのです。不足分は、YOUTUBEという「タイムマシン」が未来に事実を届けてくれるでしょうから。 https://youtube.com/channel/UCWxSm9ewo3PIKFioFTu9m1w #上杉たかしチャンネル


「ボイス・オブ・フクシマ」の初代会長は佐藤栄佐久前福島県知事でした。毎年末に、上杉が知事のご自宅を訪問するご縁から、最高裁で係争中という難しい中にある中で快諾していただいたのは、望外の喜びでした。その時の感謝の念は、昨日のことのように思い出します。


しかし、内々に根回しを始めるとすぐに県や国から圧力がかかり始めました。当時の福島では「道州制の導入」「東京電力福島第一原発三号機プルサーマル認可の延期」「GEからの内部告発」を扱った知事がトップに立つような「組織」を許す雰囲気にはありませんでした。


そこで一計を案じました。政府や東電に抗えるような人物、とくにネットメディアに対して強い影響力を持つ「援軍」に声をかけることにして、私(上杉隆)との共同代表になってもらうことにしたのです。佐藤前知事には最高顧問になってもらうことで了解を得ました。


共同代表に就いてもらうことになったのは、堀江貴文さんです。


当時、公益社団法人自由報道協会代表で、NOBORDERを立ち上げたばかりの上杉は、なぜか「反原発」のリーダー格とみなされていました。それではバランスが悪い。そこで原発賛成派で、共著を出したばかりの堀江さんとボイスオブフクシマの共同代表となることにしたのです。


しかし、その後、堀江さんが長野刑務所に収監されることがわかり、共同代表を佐藤正彦さんと上杉に変更することにしたのでした。


当時、佐藤さんと確認した「ボイス・オブ・フクシマ」の方針は3つだけでした。


・老若男女、原発賛成派も反対派も、政治家も一般市民も、まんべんなく声を集める。

・いまが大事。政府も、県も、人も変わるもの。いまの声を大事にする。

・続ける。30年を目標に、誰かがこの世から居なくなっても、続ける。


県内6つのコミニュティFMを回り、理解を求めて、いよいよ立ち上げとなった際に、わたしの頭によぎるものがありました。


――果たして、これは東京の人間が首を突っ込むことなのだろうか?きっと長い長い挑戦になるだろう。確かに最初は組織の勢力加速のためにも著名人が必要かもしれない。しかし、それでは長続きしないだろう。原発事故は必ず風化し、人やその関心が潮のように引く時がくる。東京の人間やメディアはそれでいいのだろうが、地元は違う。これからも、10年、20年、そして30年とここで生きていくのだ。私は不要だ――。


佐藤正彦さんに話すと、このように返ってきました。

「私もそう考えていましたが、さすがに私の口からはそうは言えませんでした。私は福島生まれでもなんでもありませんが、ここで働いて、いまここで生活しています。ここ福島がふるさとです。骨を埋める覚悟です。東京の家も仕事も引き払いました」


セシウム137の半減期が約30年、そこが一つの目標値になるかもしれませんね、とわたしが言うと、佐藤さんは「その覚悟はできています」と言い切ったのです。


こうして佐藤正彦代表理事のもと「ボイス・オブ・フクシマ」は歴史的な一歩を踏み出しました。


佐藤さんへの圧力や批判も相当のものだったでしょう。しかし、ただの一度も愚痴ったり、諦めを口に出したりすることはありませんでした。飄々としながら意志の人なのです。


その佐藤さんの下、実働部隊として、涙が出るような献身的な働きをしたのは久保田彩乃さんです。


彼女は完全なボランティアどころか、当初、すべての経費は持ち出しでした。彼女の素晴らしい才能と努力と、あくなき挑戦の心があったからこそ、現在の「ボイス・オブ・フクシマ」があることに異論を挟む人はいないでしょう。


あるとき、福島の居酒屋で三人で話している際に(あるいは田村淳さんか千葉偉才也さんがいた時かもしれません)、「ボイス・オブ・フクシマ」の将来の話になりました。佐藤さん、もしくは上杉が死んだら、どうなるのだろう?そんな会話になりました。


「はいはい。おじさんたちが居なくなっても、私はやりますから。どうせそうなると思っていますから(笑)」


久保田さんの存在こそが「ボイス・オブ・フクシマ」そのものと言っていいでしょう。いまや多くのひとたちがVOFに参加しています。


決して平たんな道ではありませんでした。しかし、彼らはみな自分の為ではなく、福島のために活動しているのです。真に献身的で利他的な行為です。


これからも引き続き「VOF」を応援してください。




 
 
 

3 Comments


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