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立花孝志党首への注文と依願

更新日:2023年4月10日

昨日2021年3月5日(金)、NHK党が参議院議員会館で定例記者会見が開かれた。

複数の議題の中で幹事長職にある私上杉隆への言及もあった。普段より定例会見には参加していない私が、会見のすべての内容を確認したのは本日6日(土)午後になってからだった。


その中で、一私人のプライバシー権を侵害する発言が認められた。正直、立花党首の発言には驚愕した。一昨年、私の作成した「党人権宣言」にも著しく反する内容である。いや、それ以前に、一般人のプライバシーを侵害する可能性のある極めて危険な発言だ。


まず、私は、党幹事長として、一連の立花党首の発言の撤回を求める。


党人権宣言には下記のようにある(2019年9月3日)


第10条

すべての日本国民は、自己の私事、家族、家庭もしくは通信に対して、ほしいままに干渉され、又は名誉及び信用に対して攻撃を受けることはない。メディア等によるこのような干渉又は攻撃に対してNHK党は被害者保護の立場を徹底する。


公党の代表という圧倒的公人が、一私人のプライバシーに触れるには十分の注意が払われてしかるべきだ。しかも、それが党とは無関係の第三者であるならばなおさらだ。そのうえ、今回の立花党首の発言は、国会(参議院会館)という極めて公共性の高い空間で行われ、さらに不特定多数の記者が参加した定例記者会見の場でもあった。フェアな姿勢を示さなくてはならない公党としては極めて残念なことである。


本日のところは、私、上杉個人に関する発言については言及するつもりはない。その理由は、私自身の実践してきたプライバシーポリシーに拠るものであり、ニューヨークタイムズ時代からの方針通りに言及しないだけである。


念のためにさらに述べると、立花党首の発言は事実とは大きくかけ離れているが、いまは肯定も否定もしない。プライバシーポリシーに関しては、立花党首と私の見解には大きな相違があり、私の場合のそれは、対象が公人であれ準公人であれ、一定の保護はされるべきだと考えるものだ。


さて、立花党首が言及した一私人の氏名はここでは明らかにしない。今回の場合、実名をさらすことで二次的なプライバシーの侵害に当たると危惧しているからだ。民間人のプライバシー権は公人と違って厳格に守られるべきものであるし、仮にその対象が女性だった場合、妊娠の有無などは極めてプライベートな件に触れることになり、厳に慎むべきだと考える。当然ながら、疾患や病歴、ジェンダーを問わず、こどもや家族のプライバシーも守られるのもしかりである。


私は、党幹部として、極端な法律論に依拠し、現実の政治や社会から遊離する法匪のような昨今の党体質を憂いている。また、私は、政治的な言論のテクニックを駆使してソフィストのようにふるまうことにも必ずしも賛同できない。本来、公党としての改革の対象はNHKやマスコミなどの巨大利権集団であるはずだ。守るべき弱き者に対して、公権力を揮って攻撃を加える今回の所作には強い嫌悪感を覚える。


私は、幹事長職については、昨年8月に辞意を表明している。本日、改めて辞意を伝えるとともに、契約に基づいて、双方の関係の見直しを求めることとしたい。


※当初タイトル「忠告」が偉そうなので「注文」に変えました。


※先週来、立花党首及びNHK党役員への上杉からの提案は下記2点です。

 1,幹事長職の辞任(契約に基づき更改)

 2,NOBORDERコンサル料の減額と党財務諸表の公表(契約変更の上で)


※追記 判決が出されても対応されないようなので、以下3点を追加します。

 3,立花党首の党首辞任(政党登記上の代表変更も含む)

 4,党規約の変更。民主的な党規約(上杉当初案)への変更。

 5,学校法人森友学園・籠池千浪理事長、および上杉知人(一般人)への名誉棄損発言の撤回と謝罪。

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