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【5つの理由から公開します】立花孝志氏への質問と確認(無回答)


 下記は、約一か月前にNHK党の立花孝志氏とNHK党役員に充てた質問状と確認書です。次の理由で公開に踏み切りました。


1,約1か月間待ったが、立花氏からは何ら回答を得られない。

2, 当事者である学校法人森友学園の籠池理事長からは、約3週間前に公表の許諾を得ている。

3,2021年3月31日付で上杉隆事務所とNHK党のコンサル契約が解除。同日付けで配達証明便を送付している。

4,複数回の弁護士によるリーガルチェックで、公開の了承を得た。

5,他の訴訟事案(名誉毀損等)との確認・調査・整理がついたため(提訴済も含む)。


※ なお、以前、当HPにアップした『ネロ帝とセネカ』はこの件のことでした。


(以下貼り付け)





                       ※


役員会のみなさまへ


・2021年3月12日(金)党役員会 上杉幹事長提出「討議資料」


「立花党首への質問と確認」


以下、2つの事項について、いくつかの質問と確認です。本日、所用で欠席のため、書面での提議とさせてください。よろしくお願いします。


【1,学校法人森友学園との関係について】


● 2020年3月5日、学校法人森友学園現理事長の籠池町浪氏との会食中、立花党首は「偽装結婚」を持ち掛けたと証言しています。これは事実でしょうか?

● 「これは冗談ではなく本気で言っています。ぼくにはMちゃん(会話では実名)がいるけれども、彼女には内緒にして僕と結婚しましょう」と執拗に迫ったとされています。これは事実でしょうか?

● 「偽装結婚」は電磁的公正証書原本不実記録罪(刑法157条1項)などに触れる可能性があります。法律に詳しい党首の発言とは思えませんが、仮に発言があったとしたら違法行為だとのご認識はされていましたでしょうか?

● 「僕と偽装結婚したら金銭的に楽になりますよ。そうでしょ」と寄付をちらつかせ、執拗に偽装結婚を迫ったといいます。公金である党のカネで婚姻を迫ったとなると、道義的のみならず法的にも問題です。事実でしょうか?

● 学校法人の借金を、税金が原資である議員報酬などで補填することは政治資金規正法上の疑義が生じると思います。森友学園と共謀したということはありませんか?事実関係をお聞かせください。

● 「偽装結婚したうえで、町浪さんが国会議員や市議会議員になればいい。町浪さんならなれますよ(当選しますよ)。僕にとっても都合がいい。プラスでしかない」と語ったといいます。事実でしょうか?

● 公の立場を利用して私腹を肥やそうとすることは、立花党首が従来批判していることです。まさしく河合克行夫妻らとなんら変わりはありません。党首がそのような発言をするとは信じられません。実際にあった発言なのでしょうか?

● 「町浪さんが議員になって学園を退いても、国会と学園のパイプ役になれるでしょ。どこでもやっていることですよ」と語ったといいます。「どこでもやっていること」とはなんのことでしょうか?教えてください。

● 党首は普段から、政治家の地位利用を厳しく批判しています。上記発言は公人や公党の地位を利用した不正ということなのでしょうか?

● 「Mちゃんには内緒にしておけば大丈夫だから」と語っていますが、党首は、公人、とりわけ公党の代表や幹事長の不貞や不倫は絶対的に許さないという立場を貫いております。しかし、偽装結婚で婚姻関係となれば、当然に不倫関係にならざるをえません。不貞や不倫を持ち掛けたという認識でよろしいでしょうか?

                    ※


 実は、上記の「偽装結婚」については、昨年春以来、上杉は籠池理事長から複数回、「相談」(というよりも抗議)を受けておりました。また、籠池前理事長らも「金で結婚を買おうなどとはあまりに悪質だ。バカにしている」と相当怒っていて、私自身もずっと「同類だ」とみられています。この間、ずっと党全体の問題にならないように、また、プライバシー保護の観点からも黙秘を貫いておりました。さらに、昨年来からの抗議を本役員会に報告しなかったのも、報告するレベルのものではないと考えていたのと、事実でなかったら党首の信頼に傷がつくと考えていたからです。一方で、党首およびわが党は「公党の幹部にプライバシーはない。記者会見ですべて明らかにすべき。それができないのならば辞任」という立場を表明していますので、考えを改め、本日の会見前に、党の問題点として提議させていただいたというわけです。

 党首が上記のようなことは仰ってはいないと信じますが、仮に「偽装結婚」という重要な犯罪教唆(これで外国人が何人逮捕されたことか!)と、Mさんへの隠蔽工作が事実であるとしたら、人事権のない私がいうのも僭越ですが、公党の党首としての政治責任を取られることを望みます。

 話を戻しますと、先週3月5日(金)の記者会見以来、立花党首は、幹事長である上杉の「不貞疑惑」を、私自身が否定しているにも関わらず、繰り返し、繰り返し吹聴し続けております。

 それは、もしかして、自らの「偽装結婚」のたくらみ、不貞・不倫の企図を隠すため、籠池理事長から相談を受けていた私(幹事長)の「口封じ」をするための行為だったと邪推せざるを得ません。仮にそうだとしたら、本当に迷惑です。おやめください。一方で、プライバシーポリシーとは無関係に「偽装結婚」は犯罪です。ここは党としてきちんと追及されるようよろしくお願いいたします。


【2,党務(8400万円返金)について】


● 2020年2月19日、大阪地裁での森友事件判決公判後、大阪の弁護士事務所で初めて籠池理事長らと面会した際、立花党首は「上杉幹事長からも森友学園を全面的にバックアップさせます」と言及されました。確認させてください。

● 実際、即日、K弁護士の紹介を命じられ、面会の日程(2月29日)をアレンジしました。以降の森友学園への「支援」についても、立花党首から上杉への党務(業務)命令だと認識していました。この認識で合っていますでしょうか?確認させてください。

● 2020年2月29日夕刻、東京でのK弁護士との面会を終えた籠池理事長からご挨拶と御礼がしたいと電話がありました。その後、新橋SL広場前椿屋珈琲店で、籠池姉妹と立花党首と上杉の4人でミーティングを行いました。その際、立花党首は籠池姉妹に「8400万円を寄付する」と提案しましたが、上杉は「政党のカネであるならば、政治資金規正法の関係もあるので借用にした方がよい」と忠告しました。事実確認をお願いします。

● 同喫茶店では、籠池理事長が「学校法人であるので、党であっても、個人であっても借用はお断りしている」と述べていました。その際、上杉は「8400万円という大金なので寄付は止めた方がいい」と伝えています。同様に事実確認をお願いします。

● 2020年春から秋にかけて、上杉は、立花党首から求められた森友学園への「バックアップ(支援)」として、少なくとも次の業務を行っています(基本報告済)。ご確認ください。

・内閣官房関係者への再調査依頼(S氏)

・国土交通省関係者への再調査依頼(H氏)

・財務省関係者への再調査依頼(O氏)

・法務省関係者への確認(K1氏)

・文部科学省関係者および他学校法人の紹介と学校法人存続のための「陳情」(T氏、M氏、I氏)

・出版の編集者を紹介、および出版アレンジ(S氏)

・野党・森友検証チームへの「橋渡し」(K2氏)

・メディア・番組出演(K3氏)(※上記は原則、立花党首に報告しておりましたが、報告していないものもあります。その理由は、立花党首が第三者にお話になってしまうので…(笑)。)

● 昨年末、立花党首は、籠池理事長および森友学園への「支援」を中止するよう役員会でお話しされました。それを受けて、上杉は、文教関係の陳情以外の「支援」は即時止めました。一方、文教関係の陳情については、「すでに官房まで動き始めており、かえって迷惑がかかるので、進行中のものだけは、原則放置で進めさせてください」と役員会で答えています。ご確認ください。

● 同じく役員会で、立花党首は「8400万円の返却の是非で籠池理事長ともめている」と説明されました。その際、上杉から「借用書は?」とお尋ねしました。また、仮に個人への寄付だったら「贈与税」が発生します、とも説明したうえで、返金してもらうべきだと発言しました。ご確認ください。

● 同じく役員会などで、立花党首は籠池理事長への連絡が取れないと語っています。そこで、上記「支援」などを行ってきた上杉から、「私からも連絡し、電話をするよう言っておきましょうか?」と提案しました。ご確認ください。

● 昨年12月、立花党首確認のうえ、上杉が8400万円奪回のための連絡・交渉をし、結果、2021年1月2日、立花党首と籠池理事長が直接電話で話すようお繋ぎできました。事実関係の確認をお願いします。(※ちなみに、籠池理事長は最初の私との交渉電話で、そもそも8400万円は弁護士の口座にあり、一切手を付けていない。むしろ早く返したいと言っていました。さらに、上杉自身にも疑いの目を向け、立花党首と共謀して学園を乗っ取ろうとしているのではないか、と疑念を呈されています)

                    ※


 上記のような経緯であるにもかかわらず、立花党首は文春裁判の後の囲みなどで「上杉と籠池家は裏で通じている」「8400万円を横領しようとした」と語っております。あまりにひどすぎませんか? 

 ご存知のように、この8400万円について、上杉は、昨年の2月29日の新橋の最初のミーティング以降、党首の許可を取ってかけた「奪回電話」まで一切かかわっておりません。もちろん、「支援」においての期間中も、森友学園・籠池家との金銭関係は一切ありません。上記、「横領」発言はまったく納得できません。訂正・撤回と謝罪を要求します。そうでなければ、根拠をお示しください。

 「上杉が森友学園と共謀して、横領を目論んでいた」というような一連の党首の言動は、党財政のために「8400万円」の奪回に尽力し、実践し、結果を残した幹事長である私上杉の成果と名誉を著しく貶めるものです。実際、1月2日の電話のあと、党首は私に対して「ありがとう」とメールを打ってきたではありませんか?

 そもそも8400万円という寄付(借用)に反対し、金銭にも一切タッチしてない(党、学園双方)がどうやって「横領」をするというのでしょうか?そうした意味で「横領」というのならば、まさしく籠池理事長との「偽装結婚」を目論んで、8400万円を議員報酬という税金で穴埋めしようとした党首のやり方こそが「公金の横領」ということになるのではないでしょうか?ここはきちんとした説明を求めます。

 さて、上記から、立花党首は、籠池理事長との8400万円の「寄付」「借用」のやりとりに起因する齟齬を、金銭契約に一切かかわっておらず、まったく事情を知らない私上杉に押し付け、「寄付」「借用」問題の事実を隠蔽しようとしたのだと疑わざるをえません。

 これらは、公金を扱う公党の代表として極めて悪質な行為と言わざるをえず、これ以上、沈黙することは公党の幹事長として無責任にもなりかねず、役員への提議とさせていただきました。

 厳しい言葉かもしれませんが、現在の立花党首には、公党の党首の地位を続ける資格はないと考えます。党幹事長として、最後の仕事になるかもしれませんが、本日の役員会で、党首の進退の決を求めます(動議)。党規約では立花党首の辞任は「解党」となっていたかもしれません。そこはお任せします。

 さらに、立花党首は常日頃、「疑惑が生じたら記者会見で明らかにすべきだ」とおっしゃっております。私は必ずしも賛成していませんが、まさしく「隗より始めよ」で、さっそく本日(3月12日)の定例記者会見ですべての疑惑を明らかにし、自ら釈明し、合理的な説明をされることを望みます。

 仮に、上記が「事実でない」とおっしゃる場合は、森友学園や籠池理事長に対して、断固とした措置をされることを望みます。


 なお、上記の会話記録等は全体のごく一部です。うんざりするようなやりとりの詳細については、プライバシーポリシーの観点から、敢えて明らかにしていません。自らの責任で、自主的に早急な公表をされることを期待しています。


令和3年3月12日


NHK受信料を払わない方法を教える党幹事長 上杉隆


(以上貼り付け)


2021年4月6日記す 上杉隆(元NHK党幹事長)

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